たんぽぽ野原

BLUEJOHNの森の近くに「谷田の泉」という湧き水があります。
縄文時代から枯れることなくこんこんと湧き出ているといわれ、


市の自然保護公園の名の通り、とても貴重な自然の宝庫です。


泉のすぐ近くに一軒のおうちがあったのですが、


昔はその泉の水を、生活用水として利用していたそうです。

 

たんぽぽ野原        つくしもひょっこりと!

そのおうちの真下に広がっているのは、


一面の「たんぽぽ野原」です。


まだ、たんぽぽの茎は立ち上がらず、全盛期ではありませんが、


自然なままの原っぱを楽しめる場所になっています。


湧き水から流れる水は、幅70センチほどの小川になって、


クレソンやノビルなどの野草もいろいろと出てきます。


初めて、この場所を見たときは、夢見心地でした。


今でもこうした場所があることに驚かされます。


暖かな風と共に、たんぽぽの黄色い花やつくしを見ているだけで、


気持ちが静かに落ち着いてくるのがわかります。


今は桜の名所がにぎわっていますが、


こんなに美しく静かな場所は奇跡のようです。


BLUEJOHNの森も、「谷田の泉」のようでありたいと思います。

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