心のやさしい、うらしまたろうは、子ども達にいじめられていた
五色のカメを助けてやりました。
次の日も、うらしまたろうは海に出て、つり糸を垂らすのですが・・・
さぁ、このつり糸!
うらしまたろうのつり糸が、どんな太さで、どんな形状のものかわかりませんが、この昔話を基に、名前をつけられた野草が「ウラシマソウ」です。
紫色の花のように見えるのは、花ではなく大型の苞(ほう)。仏炎苞と言います。
その仏炎苞から伸びている付属体の糸のようなものが、つり糸のように見えるかな?!
おそらく、BLUEJOHNの森庭が、まだ里山だった頃から
生えてきていると思うのですが、
春になると、毎年、同じ場所に出現する不思議な野草です。
ことしは、昨年よりも「つり糸」の部分がぐんと伸びているように思います。
長さを測ってみたいのですが、毒草なので、ぐっと我慢しています。
(推定では40センチ以上だと思います。)
美しいとは言い難い、不気味な姿の野草ですが、
姿を見ることができると、「あ、よかった!」
・・・今年も無事に会えたような 妙な親近感と安心感をもつのです。
妙なものですね。