荒梅雨

先日、週間天気予報の中で、
「梅雨の最盛期へ 大雨に警戒を!」という言葉が目に留まりました。
果物や野菜、花にはよく最盛期という言葉が使われていますが、
天気にも使われるのだと再確認。
でも、やっぱり「野菜の最盛期」の表現の方がなじみ深いですね。
梅雨の大雨が災害に直結し、胸痛む出来事が続いています。
俳句の季語でもある、「荒梅雨」の言葉を思い出しました。
梅雨の激しい降り方を指すことばですが、
梅雨の終わりの激しい降りは昔もあったということなのでしょう。
一方で、静かな森の中にいると、「青梅雨」という言葉が浮かびます。
木々の葉に降る雨を指す言葉としての季語ですが、

樹木にとっては、恵の雨となります。
雨の雫をたっぷりとうけ、葉の輝きがきらきらと増していきます。

 

梅雨の終わりももうすぐでしょうか。

荒梅雨が収まることを祈って・・。

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