萌黄色は、「春に萌え出る若葉のような冴えた黄緑色」のこと。
草も木も新芽が元気に出てくるこの時期、
若草色とも表現できるのですが、萌黄色という日本らしいこの言葉も
とても自然な感じです。
萌黄色・・・とつぶやきながら、森の庭を歩くと様々な萌黄色の植物に出会います。
ノイバラの新芽も沢山出てきました。
そして、日毎に新芽の部分が育っている
カタクリの芽はうさぎの耳のような形で。
平安時代から使われているという「萌黄色」
新芽の色であり、若さを象徴する色でもあるのでしょう。
装いの中に、この時期ならではの萌黄色を加えると、なんだか元気も
出てきそうです。
東京マラソンが先日開かれました。
4年ぶりに4万人近いランナーが出場したのだそうです。
ようやく、日常が戻ってくるような嬉しい気持ちです。
色からも、戻ってきた出来事からも、元気をいただくことにしましょうか!