猛暑のお客様


酷暑、猛暑の日が続いています。

BLUE JOHNのスタジオは比較的、涼しい「夏向きの造り」なのですが、

さすがに暑さを感じています。

暑さにうんざりして、窓辺近くに座っていたところ、

突然!ものすごい音量の「みーん みんみんみんみー・・・・」の爆音?に

驚かされてしまいました。

一体、どこから消えてくる音なのだろうと、見回すと、

なんとすぐ自分の「お隣」にいました。

鳴き声のとおりの「ミンミンゼミ」が窓の網戸にしっかりと
つかまって、一生けん命に鳴いているではありませんか。
こちらの視線にも動じずに、「はら」を使い
人間でいえば、「腹筋!」を器用に使い、

必死の形相で鳴いています。

その姿は、単に「うるさい爆音」ではなく、

自分の役割を懸命に果たし、「生きようと頑張っている姿」そのものでした。

昆虫の、小さな躍動する動きを間近で見て、心動かされた瞬間でした。

最期の命の輝きを聞かせに来た、お客様でした。

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