3月に入りました。
日没の時刻も伸び、太陽の光にも少しずつ、春の強さを感じます。
森も春の気配が濃厚に漂ってきました。
ムラサキハナナ 昨秋植えたチューリップの新芽
ムラサキハナナは森作りの始まりから一緒に年月を重ねてきました。
本当にありがたいことに、たった一度種まきをしただけなのですが、
毎年、毎年、芽を出し仲間を増やしてくれています。
今では、風に乗って運ばれた種たちから、あちらこちらに花が咲いています。
「はなのみち」(岡信子作)というお話をふと、思い出しました。
くまさんが ふくろを みつけました。
なんだろう・・・と りすさんのところを訪ねます。
ところが、
「しまった 穴があいていた。」ふくろの中はからっぽです。
あたたかい風が吹き始めると、長い長い 花の一本みちができました。
1年生の教科書にのっている短いお話ですが、大好きなお話のひとつです。
今年は、BLUEJOHNの森庭も、花の種まきをしようと思います。
どんな花なら、森庭に似合うでしょうか。
こうして、また新しい春がやってきたことにしみじみと感謝して・・・。