落ち葉の下に・・・

樹木の下にはまだ、たくさんの落ち葉が積もっています。
もうしばらくは、このままにして、落ち葉からの栄養をいただく予定です。
でも、よく地面を見ながら歩いていると・・・新しい芽吹きや成長が見つかります。


 キランソウ 水仙の芽      フッキソウ


フッキソウは落ち葉の下にもぐりこみ、少し前は姿が見えませんでしたが、
横に広がって株が増えてきたようです。
花芽をつけた姿を見せてくれていました。


キランソウは「金瘡小草」と書きます。
以前、山野草図鑑(「散歩の山野草図鑑」 新星出版社)で別名を知り、


特別な印象を持っていました。
その名は「イシャイラズ」「ジゴクノカマノフタ」
すごい名前です。民間療法の薬草として使われていたそうです。
キランソウを使えば、「医者いらず。地獄の窯にふたをしてしまう?」
そんな薬草がBLUE JOHNの森にもあるのです。
どう使うのか、調べたくなりました。
自然の恵みを利用し、工夫して生きてきた先人の後を追いながら、
小さな紫色の花が咲いてくる日も楽しみに。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

2021年!新しい年に



新しい年を迎えるために、年末は花を活けました。
今年の花器に選んだのは、ブルーのガラス。

三本のろうそく立てがついています。
ろうそくは「何色がいいだろう・・・。」と
考えた結果、やはり「白!」にしました。
白のもつ、凛とした風情がとても新年らしい・・。
新しいスタートを感じさせる「白」です。



大きな目標は立てていませんが、
BLUE JOHNの小さな森の、澄んだ空気を守りたいと思います。
どなたかが「ここの空気は気持ちいいね。」と言ってくださいました。
散歩コースにしている皆さんにも、ちょっぴり楽しんでいただける森に
していけたらいいな!
そんな気持ちで 落ちた枝を手にしながら歩いていたら、なんと!初めての発見!


吉祥草に実ができていました。昨秋にはたくさんの花をつけていましたが、真っ赤な実をつけたのは初めてです。
花ことばは、「喜び」「祝福」
キチジョウソウの花は縁起のよい知らせとか・・・。
新年早々、嬉しい発見です。


今年も「森のささやき」をどうぞ よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

一陽来復☆おまじない

今週21日は冬至でした

一年で一番、昼の時間が短い日。日没時刻は何とも早い、午後4時32分!
でも、この日を境に、昼の時間が少しずつ長くなっていくので、
「一陽来復」というのだそうですね。(実は、新年を迎える言葉だと思っていました。)


「よくない事の続いた後に、いいことがめぐってくること!」の意味ということで
「一陽来復」この言葉を「おまじない」のようにして唱えてみるのもいいのかな。
今年はみんなでつぶやいて、乗り切れたらいいですね。


冬至には「ゆず湯」でほっこりとされた方が多いと思いますが、
森の管理人は、「レモン湯」で温まりました。
なぜかというと・・・森で、一番 陽当たりの良い場所で レモンが大きく実ったのです。
一つで、2個分はありそうな、とても大きなレモンでした。


 


レモンの香りのおかげで、気分もリフレッシュ!ちょっと贅沢気分になったレモン湯でした。
今年の冬のおうち時間は、レモンのいろいろな利用法を試してみたいなぁ・・


「テラスDEクリスマス」もささやかに開催できました。
こども達の可愛いクイズに ほっと和んだひとときです。
今年もあと少し・・・一陽来復  一陽来復!

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

テラスDEクリスマス

2020年BLUE JOHNのクリスマスが近づきました。今年はどうしましょう・・・?
室内の密は避けねばなりません。いろいろと迷います。
考えた末、今年は外のテラスで楽しもう!と思い立ちました。
「テラスDEクリスマス」と名付けて
ドア付近の飾りに力を入れてみました。
初めてお取り寄せした、赤いリボンを真ん中に。




ドアの左側には、剪定した木に、毎年恒例のオーナメントをつるします。
右側には、オリーブの枝とクルミの木を置き、ノイバラの実やまつぼっくり、
トネリコの葉などのグリーンを入れました。
最後に木登りサンタクロースとハートのオーナメントをつけて完成!

 

今までは、リースをつけるだけでしたが、テラスを飾るのも楽しい工夫だったかな。
左側の木には、さらに、「ミニ クリスマスプレゼント」をつるして
ご近所の子ども達と遊ぶ予定です。

 

・・・そうそう!ひとつご報告。森のサフランライス!
とってもきれいな黄色に炊き上がりました。
来週のクリスマスには、サフランを使った「パエリア」もできそうです。
小さい「ゆめ」ですが、一歩前進です。

 

森の木々の葉も、真っ赤なもみじもすっかり落葉しました。
冷たい風や雪のたよりが増え、本格的な冬の到来です。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

森のクリスマス 2020

BLUE JOHN 今年のクリスマス用に、こんな飾りを作ってみました。

 

材料は・・・eee*古いテラコッタ

2台BLUE JOHNの森から採取して
*あけびの蔓
*剪定樹木の残り枝
*ノイバラの実
*あじさい
*ツタの葉
*トネリコの葉
近くの神社から拾って
*まつぼっくり
*ヒマラヤスギの実


最後に、ドイツのクリスマスオーナメント6種をつるして完成です。
左下の サンタは「折り紙のクリスマスサンタBOX」小さなプレゼントが入ります。
あれこれと、考えながらのクラフト作りは、とても夢中になれる楽しい時間です。
昨年は、「クリスマス こどもカフェ」を実施しましたが、今年は・・・できません。
ドアをオープンにして、見ていただきましょうか!
何か、楽しいアイデアはないものでしょうか!

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

落ち葉! 坂道 上る?!

11月に吹く風は 冷たい北風。
樹木の葉は北風で落ちる・・・と、思っていました。
例年、北風が吹き始めると BLUE JOHNの森は、落ち葉でいっぱいになります。
それが、今年の11月半ばには、南風が吹きました。
いつもと違う、南風による落ち葉はどうなったかというと・・・。
「落ち葉が 坂道を上った! 上り坂を 落ち葉が 上る!」
こんな場面を 落ち葉のシャワー状態の中で、茫然と見てしまいました。
今までは、落ち葉は坂道の南に向かって 下っていたのですから、びっくりです。

でも、ちょっと考えると当たり前のことなのですが・・・。

アッサムティーに
氷砂糖を入れて
ゆっくりと 溶けていく
時間と最後の甘さを
楽しみます

 

毎日のように、落ち葉の片づけに追われていますが、「落ち葉あそび」のひとつでもあり、

作業の後の一服もお楽しみです。
剪定樹木の片づけ作業の時は、三人でのティータイムでした。
1個しかなかったあんパンを、3つに切り分けてスイーツに。
なぜだか、ほんの一口サイズのあんパンが、いつもよりとっても美味しく感じました。
一人もよいのですが、二人、三人・・・は、やっぱり嬉しいものです。

COVID19が早く収束しますように。
12月がやってきます。

 

 

 

 


大きな目標は立てていませんが、

BLUE JOHNの小さな森の、澄んだ空気を守りたいと思います。

どなたかが「ここの空気は気持ちいいね。」と言ってくださいました。

散歩コースにしている皆さんにも、ちょっぴり楽しんでいただける森に

していけたらいいな!

そんな気持ちで 落ちた枝を手にしながら歩いていたら、なんと!初めての発見!

 

 

 

吉祥草に実ができていました。昨秋にはたくさんの花を

つけていましたが、真っ赤な実をつけたのは初めてです。

花ことばは、「喜び」「祝福」

キチジョウソウの花は縁起のよい知らせとか・・・。

新年早々、嬉しい発見です。

<!—>

 


今年も「森のささやき」をどうぞ よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

サフラン 咲いた!

10月26日号での「白く ツンツンとした芽生え」の写真を見ていただいたと思います。
あれから しばらくして 一輪の花が咲きました。
そのうちに、あれよあれよ・・と言う間に たくさんの花が咲きました。



BLUE JOHNの森に咲いたサフランの花


サフランは、地中海沿岸地方が原産。日本には江戸時代に中国を経て入ってきたそうです。
クロッカスの仲間ですから、春に咲くイメージですが、晩秋に咲きます。
花の期間がとても短くて、気をつけていないと、花の最盛期を見逃しそうなほどです。
今年は、びっしりと花がつきました。
そして、今年は めしべを 採取してみました。
風に飛ばされないように、用心しながら 天日干しをしたところ・・・!



ひとつの花に三本ずつついていためしべはこのようになりました。

 


スーパーに売っている、サフランと同じに!


今年は、「サフラン ライス」に挑戦してみます。
できたら、「パエリア」もできたらいいなぁ・・・。夢は広がる・・・。ゆめ・・・?
BLUE JOHNの森に 南風が吹き抜けました。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

「西風がくれた鍵」  (原題 The Keys of the Trees)

鍵はKey!

更に、イギリスでは カエデのような羽がついた実を Keyと呼ぶのだそうです。

「西風がくれた鍵」の話では、ジョン少年が「木の実(Key)は、鍵(Key)の役目をする!」ことに

気づき、木の鍵穴を探しながら 不思議な体験をするイギリスのお話です。

 

では、何の木の実が出てくるかというと・・。

ひとつ目は みどりのはねのついたカエデの実

ふたつ目は トネリコの実

みっつ目は カシの茶色いどんぐりの実 

 

  

 ジョンがロンドン郊外から     BLUE JOHNの森     

  持ち帰った カエデの実      トネリコの若木     

  羽の横幅は8センチも!      残念ながら実は まだなし!

 

トネリコの実が どんなものか、まだ 見たことがありません。

お話では「奇妙にねじれたその実」と表現され、ジョン少年の母ちゃんはこんなことも言っています。

「トネリコの木は妖精の木なんだよ。」

「わたしのおじいさんは、トネリコの葉で いろんなひとの病気をなおしたよ。

 ただ、葉っぱでさわるだけでね。きれいな木だよ、トネリコは。」

 

・・・ますます、森にある トネリコの若木の成長が 気になってきました。

いつか花が咲き、実がなるの・・・? 妖精の木 トネリコ!?

 

これから BLUE JOHNの森は 北風の通り道になります。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

2020 ハロウィンは・・!

ここ数年、10月31日のハロウィンの日には、

BLUE JOHNのスタジオは お菓子の家に変身していました。

大人は、魔女や悪魔になって 100個ほどのお菓子を用意して子ども達の訪れを待ちます。

子どもは可愛い妖精やドラキュラに変装したり、中にはメイクをしたりして、

10軒ほどの 「お菓子の家」を訪ねて歩きます。

着ぐるみを着て、 子ども達の見守りをしてくださる大人の方もいました。

にぎやかで、楽しいひとときを みんなで過ごし、

地域の素朴なおまつりのように定着し始めていました。


それが・・・。今年は どこの国でも、どの地域でも 同じでしょう。

コロナウィルス予防のために すべてが中止になりました。

そこで、2020年のBLUE JOHNはこんな風に飾ってみました。

いつものベンチにかぼちゃを置いて!

一緒に並べた本は、


「西風のくれた鍵」(岩波少年文庫)

アリソン・アトリー作

石井 桃子 中川李枝子訳

・・・小さいジョン・バンキングは、

 じっと立ちどまって、風の声に耳を

すましました。・・・


ここにも JOHNがいました。さぁ、どんなお話?

続きの話は 次回の森のささやきで。          

来年はできると いいね!  ハロウィン!

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする

晩秋の赤

BLUE JOHNの森は 畑に囲まれています。

近くの農産物直売所にも 時々出かけます。

ある日、物産所で目に飛び込んできたものが・・・。これ!

とうがらしはしばらく、このまま飾ります。

 (小粒のピーマンは、バター蒸しにして

    シンプルな甘さを 楽しみました。)

 

 

 




見事なとうがらし&小さいピーマン!

 

どちらも つやつやとした輝きを放ち、自分をしっかりアピールしています。

何だか 元気を貰えるような感じがしてきます。

迷わず、手にとってのお買い上げでした。心ひかれるのかもしれません。


森の中では、「赤い色・・どうだろう・・。」と見まわすと、ありました!



森に自生している ノイバラの実が少しずつ、赤く
なっていました。 

これから、たくさんの赤い実になります。
それを
採って束ねるのも
楽しみの一つです。



赤いとうがらしも ノイバラの赤い実も、本当の出番は「クリスマス」

今年の「 森のクリスマス リース」はどのようにできるかなぁ・・・。

カテゴリー: 森の守り人 | コメントする